からだはすごい。免疫のこと。

からだはすごいってこと。今の私の理解でお伝えします。

からだには、免疫という外から侵入するものを自己ではないものとして排除する仕組みがあります。

侵入者(ウイルス)目線になると、

皮膚からは、物理的に入れない。

口や目や鼻では、粘液に流されたり、粘液中の兵隊に狙われたり、線毛に振り落とされる。咳やくしゃみに吹っ飛ばされたりもする。粘膜にいる細菌叢も手強い。

粘膜表面を突破し体内の細胞内で増えることに成功(=感染)しても、

その細胞が出したSOS(炎症)に応答して駆け付けた免疫細胞によって感染した細胞ごと壊され、増殖も阻止される。感染細胞を増やせても、数日後には別の免疫細胞によって狙い撃ちされてしまう。

侵入してその中で増えようとしても、何重にも張り巡らされた防御反応によって妨げられる。

 

そもそも、ウイルスは生物の中でしか増えることができないので、なんとか侵入して増えようとします。

侵入される宿主(動物や人間)側の、

皮膚に傷があったり、乾燥して線毛がうまく動かなかったり、粘膜内の細菌叢や粘膜が弱っていたり、免疫がはたらきにくい状態にあると、侵入されて感染、発症してしまいます。

病原体との接点が同じでも、人によって感染したりしなかったり、症状に違いがあるのは、

手洗いなどで除去されて、侵入病原体の量が異なるという理由のほかに、どの段階で免疫による排除に成功したかを示します。

一度に大量の病原体に曝された場合(治療にあたる医療関係者)や、免疫が正常に機能しない(ストレスや持病がある)ときに、重症になる可能性があり、両方の要因が重なる、激務の医療関係者は重症化リスクが高くなります。

免疫は、たくさんの免疫細胞や物質が連携し、血管内やリンパ管を移動して、組織の中で働きます。微妙なバランスで成り立つ仕組みです。このバランスが崩れると、正常な細胞を感染細胞と間違えて壊してしまうようなシステム異常が起こり、症状は急激に悪化します。

 

分子生物学者の福岡伸一先生が言われるように、

ウイルス対策の1丁目1番地は、自分自身の免疫システムの保全ということになる。” AERA dot. のです。

 

からだってすごいです。知らない間にいろんなことが勝手に起きています。

絶え間なく動いているからだは、同じように途切れることなく続く呼吸とひとつながりです。

体の中の動きを認識することはできないけれど、自分の呼吸の状態なら把握できます。

呼吸からからだを知り、呼吸を整えて、からだを整える方法をお伝えしています。

 

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